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違和感

  • 2016/12/23(金) 10:27:51

「違和感」


 心と体が別物
 まるで自分の体ではないような
 そんな時期がようやく終わり
 わたしの体はわたしのものとなった

 だけど
 居残る違和感
 以前のように
 しっくりとした体はいつ戻ってくる
 体の隅々までわたしのものだと
 すべてを意のままに扱えるような
 そんな気持ちに戻るのはいつ

 おなかの傷跡がまた
 ちくりと痛む





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雪の朝

  • 2016/12/16(金) 09:43:12

「雪の朝」

 ねっとりとした眠りに捕まっていた
 目を覚ますと
 外は白
 雪景色

 あなたが朝からやってくる
 冷たい外の空気を纏い
 わたしのおでこに、鼻に
 つめたい肌を押し付ける

 頬に触れる手も冷たい

 急ぎ立ち去るあなた
 見送る私が
 取り残されるぬくい部屋





小さな炎

  • 2016/11/24(木) 23:07:54

「小さな炎」

 重ねた手から
 広がるぬくもり
 ゆっくりと体を満たし
 心に灯る小さな炎

 見ていてねわたしのこと
 忘れないでね

 木枯らしが吹くけれど
 負けずにここに立つ
 風が渦巻くなかをゆっくりと行く
 小さな炎を守りながら





COUNT DOWN

  • 2016/10/23(日) 22:14:51

「COUNTDOWN」


 毎日
 待ち望んでる
 「今」から
 脱却するための
 知らせがくるのを

 毎日
 その日のために
 カウントダウン
 「今」から
 飛び出したくて
 逃げ出したくて

 あと少し
 それで 終わる
 そう信じてる

 そうして
 懸命に「今」を生きる






2016年10月23改稿
2004年10月29日「COUNT DOWN」第一稿

青天の霹靂

  • 2016/10/23(日) 21:48:25

「青天の霹靂」


 突然の事件
 それでもなんとなく予感はしていた
 違う世界のことのように
 なんだか他人事に思う

 一晩経ったとき
 昨日のことは夢だったのだと
 ふと思ったが
 すぐに否定
 あれは事実なのだ

 実感はない
 ただ 少し不安に思う
 不安は少しずつ
 わずかに膨らんでいく

 わたし どうなるんだろう





秋雨

  • 2016/09/23(金) 18:49:32

「秋雨」

 湿気がまとわりついて
 熱のこもる部屋
 外は秋雨
 幾重にも糸を引くような

 ドアを開けて
 外に出て
 室内と違う
 すうっと冷えた空気を吸う





盛夏は一瞬

  • 2016/08/25(木) 00:18:11

「盛夏は一瞬」
 

 どこまでも
 宇宙までも続きそうな
 果てのない澄んだ青
 空が広く高い

 多様に象られた雲は
 薄く
 あるいは厚く重なり
 青に羽織られる

 汗をぬぐいながら
 軒下から望む
 盛夏は一瞬
 のちに秋の足音を運ぶ





ふれなばおちん

  • 2016/07/02(土) 00:03:27

「ふれなばおちん」


 香りを振り撒きし
 熟れた果実の如く
 ふれなばおちん
 攻撃的なまでの甘い香りに
 抗えぬまま
 引き寄せられたるこの体こそ
 女
 朽ち落つる前の甘(うま)し肉
 欲望の罠にかかりし
 女
 ふれなばおちん
 その腕に





はがゆい心

  • 2016/05/24(火) 00:38:50

「はがゆい心」


 きもちとからだの均衡がとれないまま
 もうずいぶんと経つ

 心で思っても
 体が重い

 二の足を踏んで
 先に進めない

 したい
 したくない
 したい
 できない

 はがゆい心





祈る夜

  • 2016/04/18(月) 19:52:34

「祈る夜」


 だいじょうぶ?
 不安になって不安になって

 5年前を思い出す

 大丈夫だと連絡がきて
 ちょっとだけほっとして

 おだやかな日常が
 一日でも早く訪れるよう
 遠く祈る夜
















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